JLAC・JCIGS2025 Championship Report

JLAC・JCIGS2025 大会レポート
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JLAC・JCIGS2025 大会レポート

ジャパンラテアートチャンピオンシップ(JLAC)&ジャパンコーヒーイングッドスピリッツチャンピオンシップ(JCIGSC)2025 決勝大会が開催

SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)が主催するラテアートとオリジナルコーヒーカクテルの競技大会であり、ワールドチャンピオンシップの日本代表を選考する大会でもある「ジャパン ラテアート チャンピオンシップ(JLAC)2025」および「ジャパン コーヒー イン グッド スピリッツ チャンピオンシップ(JCIGSC)2025」の決勝大会が2025年3月23日(日)に東京で開催されました。

 

メリタジャパンは昨年に引き続き、公式マシンスポンサーとしてイタリアのセミオートコーヒーマシン・ダラコルテ「DC ZERO BARISTA」を予選大会(東京会場)、決勝大会ともに設置させていただきました。

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JLACとは?

JLACの競技は「World Latte Art Championship(WLAC)」のルールに準じています。予選大会では、8分間の競技時間内にフリーポアラテ2杯、デザイナーラテ2杯の計4杯を提供。決勝大会では11分間でフリーポアラテ4杯(2柄×2杯)、デザイナーラテ2杯の計6杯のラテを提供しなければなりません。表現されたデザインの芸術性・独創性・再現性・複雑さなどの「外観」と、プロフェッショナルとしての「サービス」「衛生管理」が審査のポイント。テイストのジャッジはありません。

 

JCIGSCとは?

JCIGSCは「World Coffee In Good Spirits Championship(WCIGSC)」のルールに準じています。予選・決勝大会ともに10分間の競技時間内で合計4杯作成します。今回の予選大会では、デザイナードリンク(ホット/ウォーム) 2杯とデザイナードリンク(コールド) 2杯の計4杯を、決勝大会ではデザイナードリンク(ホット/ウォームまたはコールド) 2杯、アイリッシュ・コーヒー 2杯の計4杯を2名のテイストジャッジに提供します。

 

各地の予選を勝ち抜いた選手が決勝大会へ

JLAC、JCIGSCはいずれも2月に大阪と東京で予選大会が行われ、予選を勝ち抜いた各6名が決勝大会で腕を競います。

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東京予選大会の様子

 

いよいよ決勝大会がスタート

当日選手は朝8時から順次リハーサルをスタートし、マシンの感覚や、使用器具のセッティングの確認などを行います。リハーサル、開会式を経て、いよいよ競技がスタート。緊張の一日の始まりです。会場の席もほとんどが埋まり、立ち見の方もちらほら。

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ジャッジとの距離の近さに緊張感もひとしお

プログラムはJLACからスタート。競技者は5分間の準備時間でセッティングを整え、ジャッジが呼び込まれます。決勝大会ではアートの説明を含むプレゼンテーションをしながらカップを完成させますが、驚くべきはジャッジとの距離。

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目の前でカップにミルクを注ぐというとても緊張しそうな場面ですが、各競技者は日頃の練習の成果をここにぶつけます。目の前のジャッジに、限られた時間の中で、決められた杯数を最高のパフォーマンスで提供するという競技の緊張感に会場の観客も固唾をのんで見守ります。

 

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近年では競技者の技術が高くなり、競技レベルがより一層ハードになっているとのこと。たしかにどの競技者のラテアートも、プレゼンテーションもとても素晴らしく、質の高さがうかがい知れます。

 

競技終了ごとにマシンメンテナンス

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メリタジャパンでは、大会にマシンを提供するだけでなく大会を通してサポートをしています。各競技者が競技を終えるとすぐにメリタジャパンの専任エンジニアが清掃などのマシンメンテナンスに入ります。競技者によってマシンの位置も細かく調整し、競技者が安心して挑めるように細心の注意を払います。

 

交互に行われるJLACとJCIGS

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JLAC競技の後は、JCIGSの競技に移ります。2大会の決勝は同日、交互に行われました。JCIGSもJLAC同様、ジャッジの目の前でプレゼンテーションとパフォーマンスを行います。JALCとの違いは、味も審査の対象であること。JCIGSの競技が始まると、ラテアートとはまた違う、コーヒーと、こっくりとしたお酒の香りが漂います。

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印象的だったのは、日本特有の素材やお酒を使った競技者が多いこと。世界大会を見据えたレシピづくりが垣間見えました。数ml単位での繊細な味の調整をしながらのカクテルづくり。競技時間があっという間に過ぎていきます。

 

厳正なるジャッジ、そして結果発表

計12名の競技は計6時間弱。昼から夕方までの長時間にわたりました。全ての競技が終了したのち、約1時間のジャッジメントタイムが設けられ、いよいよ表彰式。表彰式での結果発表前に、競技者同士がそわそわした様子ながらも笑顔で会話を交わしている様子が見られ、ライバルながらも同じ志をもつ者の姿がとても印象的でした。

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結果発表直前、緊張の一瞬。

 

結果発表は、競技者はもちろん、観客も関係者も会場すべてが息をのむ瞬間。6位から順に発表され、そのたびに静かな溜息や感嘆の声が漏れ、そして、どの競技者にも惜しみない拍手が湧きます。選手同士が声を掛け合う姿も感動的でした。

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JLAC競技者とジャッジのみなさん

 

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JCIGS競技者とジャッジのみなさん

 

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JLAC2025優勝は猿田彦珈琲・野澤 隆成さん

 

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JCIGS2025優勝は嗜好品研究所・図師 聡さん

 

今日のこの1日に、全てをかけて挑戦した競技者の皆様、大変お疲れ様でした。胸が熱くなる大会をありがとうございました。メリタジャパンでは、チャンピオンシップなども通じて、「コーヒーを淹れる」が、みんなの「うれしい」につながるを目指していきます。

 

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